不器用な私にできること

木村 菜緒美 ―naomi kimura―



入社:2014年4月

担当:経営管理部 主任 採用担当

出身校:東北福祉大学 総合福祉学部


Q1.福祉大学から、一般企業へ就職。何か決め手はあったのでしょうか?

A1.最終的な決め手は自分のやりたい仕事ができると感じたことと、アベカツで働く人に魅力を感じたこと、アベカツが好きになったことが一番の決め手ですね!もともとは福祉業界に進もうと、国家資格受験のために勉強をしていました。就職活動中も同時進行で、4年生の8月から予定していた実習までに一旦、企業の就職活動を終えたいと思っていたんです。人と直接関われる仕事であることと、「私」から何かを買って喜んでいただける仕事を探していくうちにブライダル業界に惹かれていきました。まずは実習までの8月まで、と一般企業の就活期限を自分で決めていたので、志望業界を早く決めないと、という焦りもありました。そんな中、合同説明会で出会ったのがアベカツでした。会社の説明ではなく、就活のアドバイスを話されたこと、当時の採用担当者の方もとても若く「若いのに採用の仕事ができるんだ」と驚いたことを今でも覚えています。高い目標を持って、仲間とともに働く姿勢や、自分の個性が強みとして活かせる環境、そして常にお客様のために、と全員で考え仕事をするアベカツの人達と仲間となって働くことに魅力を感じ入社を決めました。


Q2.自身で就活を経験して、そして採用担当者となって、改めて感じる

   就職活動で大事なことは何だと思いますか?

A2.「自分が仕事をすること、働くということを通じてどうなりたいか」だと私は思います。「大手企業に入れば安定だな」「周りからの評価もあるし…」「いい会社に入れば自分もよくなるだろう」という考え方ではなく、自分がどういう風に働きたいのか、自分が将来どうなりたいか、が大切だと思います。私自身、この考えは就活生のときにはなく、今となって思えることなんです(笑)ブライダル業界という華々しい業界に憧れていたこともあって、ブライダル業界で働く自分=かっこいい!と考えていたんですよね。本当は、その会社でどんな風に活躍できるか、自分の良さを生かせるか、が大切なはずなんですが・・・。一緒に就活をしていた友人や周りからの評価を気にしたり、早く就活を終えるのが良いと思ったり、大手に入るのが「できる学生のステータス」とさえ思っていましたね。自分で経験をしたからこそ実感しましたが、本当に「自分」を軸に考えるのが大切なのではないかなと思います。


Q3.採用担当者として学生との印象的なエピソードを教えて下さい!

A3.採用担当になった初めての年のことです。春採用まで前任のスタッフが行っており、秋採用から私が引き継ぐ形で業務を任されることになりました。内定を快く承諾してくれる学生ばかりでなく、他の企業と迷い内定辞退になってしまう学生もいました。初めての経験で、辞退の連絡を頂くたびにひどく落ち込みましたね。そんな中で、仙台の大学の女子学生のことが今でも印象的です。実家で事業を営んでいる、明るい女性の学生さんでした。「内定を辞退したい」と涙ぐみながら電話を頂き、「一緒に働くことはできませんが、就職活動で木村さんと出会えて本当に良かった」とお話を頂いたんです。内定辞退で悲しいはずでしたが、なんだか清々しくも思えました。自分の初めての仕事を認めてもらえたように思えて嬉しかったですね。採用担当者として、アベカツに入社してもらうことが一番の目的であっても、常に学生の皆さんの立場になって、考える。結果的にどうであれ、学生の皆さんの将来を一緒に考える「就職活動」ということを通して、少しでも役に立てたことがすごく嬉しかったです。

Q4.アベカツでの印象的なエピソードを教えてください!

A4.2017年の社員総会で年間MVPを頂いたことです!!本当にビックリ&嬉しさでドキドキが止まらなかったですね。私は特に話が上手なわけでも、みんなを引っ張っていくリーダーシップにたけてるわけでも、業務の効率がとびぬけて良いわけでもない。器用なタイプでもないので、色々な業務をスイスイこなせるわけでもありませんでした。それでも、新任の採用担当者として自分にできることをただただ真っ直ぐに、がむしゃらに突っ走った年だったので、MVPに選んでいただけて本当に本当に嬉しかったです。さらに社員総会では嬉しい出来事がまだあります。私はこの年の社員総会も、実行委員として準備・運営を担当し、当日流れる予定のムービー作成にも携わらせてもらいました。表彰式が終わった後に流れる1年間の活動をまとめたムービー。完成したときに、実行委員だけで最終確認をしていたのですが、なんと当日流れたものは私が最後に登場するように作りかえられていたんです!会社の粋な計らいに、改めて「お客様を喜ばせる」アベカツの根源がここにあるんだと感じました。


Q5.最後に、頑張る就活生へメッセージをお願いします!

A5.一生に一度の新卒就活なので、たくさん考えて、皆さん自身にとって悔いのない就活にしてください!私も就活を経験した立場として、採用担当者として、皆さんにお伝えできることがあれば何でもお伝えしたいと思っています!学校の先輩や、学校などからの情報に加えて、今はインターネットを通じてたくさんの情報が皆さんのもとに入ってくると思います。時にはよくないことも耳にすることも多いのではないでしょうか。ですが、意外と働くことって楽しいものです。皆さん自身で実際に見て、感じて、自分が将来一番輝けると思える会社を探しましょう!一緒に頑張りましょうね。






阿部勝自動車工業株式会社 2019 RECRUIT

― for the Future of Car Life ―